合同会社の設立の依頼をいただきました。
民泊を行う会社を設立したいのだそうです。
「民泊」という言葉は一般に使用されていますが、定款の目的に入れるには妥当ではないと思われるので、調べてみたところ、
「住宅宿泊事業法に基づく住宅宿泊事業」
「住宅宿泊事業法に基づく住宅宿泊管理業」
「住宅宿泊事業法に基づく住宅宿泊仲介業」
または、
「住宅宿泊事業法に基づく住宅宿泊事業、住宅宿泊管理業及び住宅宿泊仲介業」
とするのが妥当らしい。
3つ並べるか、1つにまとめるかは依頼人の好みのため、ここはスッキリと1つにまとめて定款に記載するほうを提案したいと思います。
なお、定款に定めるのは、これだけでも良いのですが、一般に、
「前各号に附帯関連する一切の事業」
というのも追加したりします。
それに、将来的に行う事業も盛り込むことができますので、もうちょっと追加することになりそうです。
ちなみに、会社設立後に事業目的の追加もすることが可能ですが、印紙代(登録免許税)が3万円かかります(司法書士に依頼した場合にはプラス司法書士報酬も)。